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子どものプログラミング入門|親が知っておくべきこと

2020年に必修化されたプログラミング教育。家庭でできるサポートと、初心者向けビジュアルプログラミングの始め方を解説します。

公開日: 2026年3月14日

子どものプログラミング入門|親が知っておくべきこと

「プログラミングって、コードを書くことでしょ?うちの子にはまだ早いかな...」

そう思っている保護者の方、ちょっと待ってください。小学生のプログラミング教育は、コードを書くことが目的ではありません。

プログラミング教育は「教科」ではない

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されましたが、「プログラミング」という教科ができたわけではありません。文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引」によると、算数や理科、音楽などの既存の教科の中に、プログラミング的思考を取り入れる形で実施されています。

つまり、教えたいのは「プログラミング言語」ではなく、プログラミング的思考 ── 物事を順序立てて考え、問題を分解し、効率よく解決する力です。

学校の現状:まだ道半ば

くもん出版の調査によれば、小学校でプログラミング教育を実施しているのは約32.4%にとどまっています。教員研修の受講率も都道府県で54.5%から96.6%と大きなばらつきがあり、学校だけに任せるのは心もとない状況です。

だからこそ、家庭でのサポートが大きな差を生みます。

家庭でのプログラミング教育:3つの誤解

誤解1:「親がプログラミングできないと教えられない」

いいえ。プログラミング的思考は日常生活の中にあふれています。

「もし雨が降ったら傘を持っていく。降らなかったらそのまま行く」── これも立派なプログラミング的思考です。

誤解2:「パソコンがないとできない」

紙とペンだけで、アルゴリズムの基本は学べます。

「アンプラグドプログラミング」と呼ばれる手法で、カードを使った並べ替えゲーム、すごろく形式のフローチャート作り、前述の「ロボットごっこ」(体を使ったプログラミング体験)など、画面なしで論理的思考を鍛える方法はたくさんあります。

誤解3:「コードを書かないと意味がない」

文字によるコーディングは、中学校以降で十分です。小学生の段階では、ビジュアルプログラミング ── ブロックを組み合わせてプログラムを作る方法が最適です。

ビジュアルプログラミングとは

ビジュアルプログラミングでは、コードを一行も書きません。代わりに、色分けされたブロック(パズルのピースのようなもの)をドラッグ&ドロップで組み合わせて、プログラムを作ります。

代表的なツールには以下のものがあります:

ムスビラーニングのAIプレイグラウンドでは、Blocklyベースのプログラミング環境を日本語で提供しています。AIの仕組みを学びながら、自分だけのプログラムを作る体験ができます。

年齢別:おすすめの始め方

6〜7歳(小学1〜2年生)

目標: 「順番」と「繰り返し」を理解する

8〜9歳(小学3〜4年生)

目標: 「条件分岐」と「ループ」を理解する

10歳〜(小学5〜6年生)

目標: 自分のアイデアをプログラムで形にする

プログラミング教育で本当に大切なこと

1. 正解は一つではない

同じ結果を出すプログラムは何通りもあります。「正解を出す」ことよりも「自分で考えて試す」プロセスを大事にしましょう。

2. エラーは学びのチャンス

プログラミングでは必ずエラー(バグ)が出ます。これは失敗ではなく、「なぜ動かないのか」を考える最高の学習機会です。

3. 完成しなくてもいい

途中で飽きたり、難しくて止まったりしても大丈夫。「ここまでできた」を認めてあげることが、次の挑戦への原動力になります。

4. 一緒にやることが一番の近道

「やってごらん」と任せきりにするより、隣で一緒に「あれ、なんでこうなるんだろう?」と悩む方が、はるかに効果的です。

英語とプログラミングの意外なつながり

プログラミング言語は英語がベースです。変数名や関数名に英単語が使われるため、英語の基礎力があるとプログラミングの理解が深まります。

逆に、プログラミングを通じて英単語に触れることで、英語への抵抗感がなくなる効果もあります。

ムスビラーニングのワードブリッジでは、プログラミングやAIに関連する英単語を、バイリンガルフラッシュカードで楽しく学べます。

まとめ:はじめの一歩は小さくていい

プログラミング教育は、特別なことではありません。日常の「なぜ?」「どうやって?」という好奇心の延長線上にあります。

今日からできること:

一歩ずつ、お子さんのペースで大丈夫です。


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